




2010年8月6日から10月24日までの約3カ月間、フランスのパンと食文化を学ぶためにパリ留学しておりました。パリでの生活の様子を書いたブログはコチラ。
留学にあたっての準備など私なりのノウハウは「杏奈の留学記」に書いています!
横山杏奈(出身埼玉・入社3年目)
料理やお菓子など、何かを作ることが好きな子供時代を過ごしてきました。
以前から食に携わる仕事がしたいと考えていたこともあり、学生時代には4年間アンデルセンで販売のアルバイトをしていました。
そして卒業後はOLとして働くことを考えていましたが、自分は大きな組織の中で働くより、手に職をつける仕事がしたいと思い実家で働く(パンの仕事をする)決心をしました。
6年前に父親が開業し、身近にプロが居て学べる環境にいたこともきっかけのひとつです。
しかしまずは外に出て、社会勉強の意味も含めパン屋とはどういうものかを知るために、ポンパドウルに就職しました。その後2007年3月に同店に入社し、それから丸3年、面台、仕込み、パイルームという製造現場の仕事を経て、今は窯を担当しています。
パン作りはその時の環境、機械の具合、製造量などその時々の状況によって、作り手がパンに合わせていかなければなりません。その状況を判断しながら、仕込み、成形、焼成などの作業を一番良い状態で進めます。
その読みや判断で、パンの出来上がりの良し悪しが決まります。マニュアルに書かれていないことを自分で理解できるようになるまでには、時間がかかります。まだまだ分からないことが多く勉強中ですが、上手くできたときの喜びは達成感があり「やったあ!」と嬉しくなります。
今一番興味があるのは「どうしたらフランスパンがきれいに焼けるか」です。父親から学ぶことは多く、パン全般に関することだけでなく経営者としての考え方、お客様との接し方、スタッフの教育など、ふとしたところで「やっぱりすごいなあ」と思う瞬間があります。
そして周りの人たちから尊敬され信頼されている父を見て思うのは、技術的な手腕だけでなく強い信念と心の温かさと広さがあるからだと思います。
普段の父はマイペースで結構大雑把ですが、人には寛容です。そしていざという時は、ものすごく集中して必ず結果を出します。
近いうちに、フランスの食文化を勉強してきたいと思っています。技術的な勉強は日本でも十分できると思いますが、異国の風土、伝統、文化、芸術など一見パンとは関わりのないようなことでも視野が広がり、今後の仕事にプラスになると思うのです。
将来的な夢は自分が父親に教えてもらったように、パンだけでなく料理やお菓子などを親子で作れる教室ができたらいいなと考えています。
食卓にパンのあるしあわせ